ピースボートって街中でポスターをよく見かけるんだけど、なんだか怪しくない?
今回はそんな疑問にお答えします!
クルーズ船で世界一周ができる『ピースボート』は、さまざまな場所にポスターを掲示しているので、気になっている方は多いはずです。
しかし、『怪しい』『危なそう』と思っている方もいるようですが、本当のところはどうなのでしょうか。
そこで今回は、ピースボートは怪しいと言われる理由や、口コミ・評判によくない内容が書かれる理由、特徴・メリットなどについて詳しく解説します!
ピースボートが怪しいのか真実を知りたい方や、申し込みをしてみたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
それでは本編に進みましょう!
- ピースボートはNGO団体のクルーズ旅
- ピースボートが宗教団体という噂は勘違い
- ピースボートは怪しくない国際交流を目的とした団体
ピースボートとは?運営会社の詳細は?
- 運営会社:株式会社ジャパングレイス
- 設立年月:1969年8月8日
- 資本金:5,000万円
- 事業内容:ピースボートで船旅の提供など
- 代表者:要和弘
- 所在地:東京都新宿区高田馬場1-32-13
ピースボートの運営会社は株式会社ジャパングレイスで、設立は1969年と歴史のある企業です。
そもそもピースボートって何なの?
ピースボートはクルーズ船で世界一周旅行を行う船旅のことで、旅での出会いや世界のエンターテインメントが楽しめる点が特徴です!
ピースボートのクルーズ旅はいくつかの種類があり、それぞれや値段がコースが異なります。
安いコースの料金は大人一人190万円前後なので、ピースボートのためにコツコツとお金を貯めている方も少なくありません。
ピースボートの正体は『国際交流が目的のNGO団体』
ピースボートは200万円以下でクルーズ船の地球一周旅行ができるので、『怪しい』との声もありますが、国際交流が目的のNGO団体です。
もう少し具体的に言うとどうなの?
ピースボートはもともと早稲田大学の学生が立ち上げたボランティア活動団体で、現在は異文化理解や社会問題への意識を高めることを目的として、クルーズ旅を提供しています!
つまり、実際に世界を回り、異文化・社会問題を目の当たりにして、意識を高めてもらおうというのがピースボートの目的ということです。
また、クルーズ船の中にはさまざまな国の方がいるため、船内で過ごす日常生活の中でも、多種多様な文化と触れ合えます。
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ピースボートが怪しいと言われる3つの理由
- 町中で宣伝のポスターが貼られていたから
- 昔はクルーズ旅行が一般的ではなかったから
- 料金が安いから
ピースボートは国際交流が目的のNGO団体なのですが、それなのに『怪しい』と言われるのはなぜなのでしょうか。
その理由は主に3つありますので、ここから詳しく解説します!
理由①|町中で宣伝のポスターが貼られていたから
ピースボートが怪しいと言われる理由の1つ目は、町中で宣伝のポスターが貼られているからです。
なぜ宣伝ポスターがそんなに多く貼られているの?
ピースボートはボランティア活動としてポスターを貼ると、クルーズの費用が割引されるからです!
ポスターは3枚貼れば1,000円、3,000枚貼れば100万円の割引になります。
割引目的でポスターを貼られることも多いため、街中で宣伝ポスターが貼られているのです。
しかし、ポスターが多いからといって怪しいわけではなく、先ほどお伝えしたように、国際交流という明確な目標があるので危険ではありません。
理由②|昔はクルーズ旅行が一般的ではなかったから
ピースボートが怪しいと言われる理由の2つ目は、昔はクルーズ旅行が一般的ではなかったからです。
ピースボートのクルーズ旅は1980年代からあるのですが、その頃の社会情勢からすると、クルーズ旅自体が一般的ではありませんでした。
『100万円代で地球一周旅行ができるなんて聞いたことがない』という方が多かったため、『詐欺ではないか』『危ない団体なのではないか』といった噂が立ってしまったのです。
理由③|料金が安いから
ピースボートが怪しいと言われる理由の3つ目は、クルーズ旅の料金が安いからです。
地球一周旅行を自分で計画すると100万円台では収まりませんし、ほかのクルーズ旅の中には800万円を超えるところもあります。
そう考えるとピースボートの料金が安すぎるため、『騙されてしまうのでは』と怪しむのかもしれません。
実際は複数人で部屋を利用する、各地でボランティア活動を行うなど、旅費が安くなる理由がきちんとありますので、騙されるわけではないのです。
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ピースボートが左翼団体・宗教団体と言われる2つの理由
- 創設者の一人が元創価学会のスタッフだから
- 活動の一部に宗教色があるから
ピースボートの口コミについて調べていくと、『左翼団体』や『宗教団体』ではなかとの内容も見受けられます。
なぜ左翼団体・宗教団体と言われてしまうのか、その理由を解説します!
理由①|創設者の一人が元創価学会のスタッフだから
ピースボートは先ほどもお伝えしたようにNGO団体なのですが、創設者の一人が元創価学会のスタッフであるため、宗教団体と勘違いされているようです。
ピースボートの創設者の一人である『辻元清美』氏は、元創価学会のスタッフ。
というのは実はデマであり、よく調べてみると彼女がスタッフだったという記録はなく、むしろ『創価学会からにらまれている』といった情報のほうが多く出てきます。
しかし、彼女が『元』創価学会のスタッフと思っている方は、『ピースボート=宗教団体』と思ってしまうのです。
理由②|活動の一部に宗教色があるから
ピースボートは国際交流を目的としているのですが、社会問題に対する活動や考え方が、左翼的・宗教的だと捉えられる場合があるのも理由の一つです。
しかし、それはあくまでも受け取った側の捉え方であり、ピースボートは左翼団体・宗教団体ではありません。
国際交流や異文化交流、社会問題への意識を高めるためのクルーズ旅を提供する、NGO団体であるという点ははっきりしているので安心してください!
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ピースボートの評判・口コミに『最悪』『後悔』と書かれている5つの理由
- 豪華客船をイメージしていたから
- 同室メンバーと仲が悪くなったから
- ネット環境がよくないから
- 船酔いするから
- 追加料金が必要なアクティビティもあるから
ピースボートの評判や口コミを調べていくと『最悪』『後悔』と書かれているものも見つかるのですが、それは一体なぜなのでしょうか。
その理由を5つ解説していきます!
理由①|豪華客船をイメージしていたから
ピースボートの口コミに最悪・後悔と書かれる理由の1つ目は、『クルーズ船=豪華客船』と思って参加していたからです。
ボロボロの船で地球一周旅行をするの?
いいえ、それはありません!ただし、サービスの質や船体のサイズなどで3つのランクに別れているので、全て豪華客船ではないというのも事実です!
ピースボードのランクの中でも『ラグジュアリー船』を選んでいれば飛行機のファーストクラスのようなサービスを受けられます。
しかし、『カジュアル船』を選ぶと豪華客船のイメージとは離れてしまうため『最悪』『後悔』などと書かれてしまうのです。
理由②|同室メンバーと仲が悪くなったから
ピースボートの口コミに最悪・後悔と書かれる理由の2つ目は、同室のメンバーと仲が悪くなってしまったケースもあるからです。
相部屋しかないの?
一人部屋もありますが、旅費を安くしないなら相部屋を選ぶしかありません!
同じ部屋の人と仲が悪くなってしまうと、旅が終わるまで嫌な気分を引きずってしまうため、『最悪』『後悔』と口コミに書いてしまうのです。
同室メンバーと上手くやるには、共同生活に関するルールを記載した『ルームマニフェスト』を作成するのがおすすめなので、ぜひ検討してみてください。
理由③|ネット環境がよくないから
ピースボートの口コミに最悪・後悔と書かれる理由の3つ目は、ネット環境がよくないからです。
ピースボートのネット通信は有料で衛星通信を利用しており、光回線と比較するとどうしても速度は遅くなりがちです。
しかし、ピースボートに限らずどのクルーズ船でもネット環境は悪くなってしまうものなので、それを理解した上で参加する必要があります。
理由④|船酔いするから
ピースボートの口コミに最悪・後悔と書かれる理由の4つ目は、船酔いするからです。
ピースボートは大型クルーズ船を利用するため、遊覧船・フェリーのような揺れは基本的にはあまり起こりません。
しかし、天候が悪いと思ったより揺れることもあり、そのようなときに船に弱い人は船酔いしてしまう可能性があります。
実際に悪天候によって船酔いをしてしまった方は、やはり『最悪』『後悔』と感じてしまうのかもしれませんね。
理由⑤|追加料金が必要なアクティビティもあるから
ピースボートの口コミに最悪・後悔と書かれる理由の5つ目は、アクティビティの中には追加料金が必要なものもあるからです。
ピースボートのアクティビティの中には、追加料金が必要になるものもあります。
やりたいアクティビティが有料だったり、全て無料だと思っていると、追加料金が必要なことに『最悪』『後悔』と感じてしまうのかしれません。
ピースボートの特徴・メリット4選
- 自分のニーズ・予算に合った世界一周の船旅ができる
- 一人旅をしながら新しい交友関係を作れる
- カジュアルな服装で世界一周の船旅ができる
- 仮に対人関係に悩んでも即時相談できる
ピースボートが『最悪』と言われる理由の多くは、事前に知識を持っておく・対策をしておくことで回避できます。
もちろん、最悪な内容だけでなくメリットもたくさんありますので、ここから詳しく解説します!
メリット①|自分のニーズ・予算に合った世界一周の船旅ができる
ピースボートは旅費が固定ではなく、自分のニーズ・予算に合ったものを選べます。
たとえば、とにかく旅費を安くしたいのなら4人部屋を選べば100万円代で地球一周旅行が可能、ちょっと豪華な雰囲気で楽しみたいなら、スイート客室を選べばOK。
予算ベース、希望ベースで選べ、いずれも個人で行くよりは安い必要で住むのは、ピースボートの魅力の1つです!
寄港地もコースによって違うため、行きたいところがあるなら、事前にどこに寄ってどのルートで回るのかをきちんと確認しておいてくださいね。
メリット②|一人旅をしながら新しい交友関係を作れる
ピースボートは一人旅をしながら、新しい交友関係を作れるのも魅力の一つです。
参加者はみんな一人旅なの?
中には友達や家族と一緒に参加している方もいるかもしれませんが、多くの方が一人で参加しています!
ピースボートなら一人旅の良さを味わいつつ、必ず新しい出会いがあるのがメリット。
さらに日本以外の国籍の人とも新しい交友関係を作れるので、一人旅が好きな方だけでなく、異文化交流に興味がある方にもおすすめです。
メリット③|カジュアルな服装で世界一周の船旅ができる
ピースボートはカジュアルな服装で参加できるのもメリットの一つです。
服装に関するルールはないので、デニムにTシャツなど、カジュアルでラフな格好でOK。
ただし、アクティビティに参加するときは服装の決まりがあるかもしれないので、その点は事前時確認しておいてくださいね。
メリット④|仮に対人関係に悩んでも即時相談できる
もしピースボートでクルーズ旅をしている途中に対人関係に悩んでも、即時相談できるので、我慢し続ける必要はありません。
船内のスタッフだけでなく、信頼関係のおけるほかの乗客に相談してもOKです。
いろいろな人が一つの船に乗り、相部屋の場合は長い時間一緒に過ごすわけですから、何かトラブルが起きる可能性はゼロではありません。
そんなときでもすぐに相談できる体制が整っているので、対人関係に不安がある方でも、ピースボートなら参加しやすいのではないでしょうか!
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ピースボートのデメリット3選
- 最新の船ではない
- NGO団体は独特の雰囲気がある
- サービスの質は期待できない
ピースボートのメリットは上記の3つ。
ではそれぞれのデメリットについて詳しく解説します!
デメリット①|最新の船ではない
ピースボートはボロボロの船で旅をするわけではありませんが、最新の船でもありません。
クルーズ旅には問題ないレベルの船を利用しますが、最新の船やキレイで豪華な船をイメージしていた方にとっては、この点はデメリットと言えます。
とはいえ、ピースボートで乗るパシフィック・ワールド号は、公式サイトの写真を見てわかるとおり、最新ではなくてもキレイなので十分魅力的です!
デメリット②|NGO団体は独特の雰囲気がある
NGO団体は宗教団体ではなく、左翼とも関係ありませんが、なじみのない方にとっては独特な雰囲気と感じるかもしれません。
異文化や社会問題への考え方や、ポスターを貼って旅費が割引される制度なども、独特と感じられる理由の一つです。
NGO団体の雰囲気が苦手かもしれないという方は、実際に利用した方の口コミなども事前に確認したほうが良いかもしれません!
デメリット③|サービスの質は期待できない
ピースボートのスタッフは若いボランティアの人や外国人が多いため、一般的なクルーズ旅行と比較すると、サービスの質は期待できません。
基本的に自分のことは自分でやる、旅行中のさまざまな作業はボランティアのつもりで行うといった考え方が必要となります。
ピースボートの途中で帰りたくなったときの対処法は?
もしピースボートのクルーズ旅の途中でどうしても返りたくなってしまったら、レセプションで相談してみてください。
クルーズ旅はおよそ100日間にわたり、1,000人を超える人が一緒に旅をするため、過去には途中で帰宅した方もいるようです。
途中で帰国するには飛行機の手配なども必要なので、今日すぐにとはいかないかもしれませんが、帰れないわけではないのですぐに相談してくださいね。
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ピースボートの口コミ・評判
ではここから、実際にピースボートに参加した人の声を聞きたいという方のために、口コミ・評判をいくつかご紹介します!
良い口コミ・評判
こちらは神戸港に到着したピースボートの船です。
豪華客船・最新の船ではないのですが、十分にきらびやかでキレイですよね。
この方は実際にピースボートの旅に参加し、『素晴らしい旅だった』と答えています。
500人を超える人たちと船旅をすれば、いろいろな思い出ができそうですね。
この方は20代のときにピースボートに参加したようですが、今でも思い出すほど楽しい船旅だったようです。
悪い口コミ・評判
この方はピースボートが左翼と関係があると思っていますが、創設者の一人であるつじもと清美は立憲民主党の議員ですから勘違いですね。
ピースボートはボランティアで貼られたポスターの数が多いため、興味のない方の一部はあまりいい印象を持っていないようです。
しかし、ポスターはお店の許可を得て貼られているので、問題はなく悪いことをしているわけではありません。
ピースボートがおすすめの人
- 一人旅が好きな人
- 新しい友達を作りたい人
- 一人旅で世界一周したい人
- なるべく旅費を抑えてクルーズ旅をしたい人
- ラフな雰囲気が好きな人
ピースボートは上記の特徴に当てはまる人、特に新しい環境でチャレンジをしてみたい人にはおすすめで、1つでも自分にマッチする内容があれば、ぜひ一度参加を検討してみてください。
反対に『豪華な船でクルーズ旅をしたい』『サービスの質重視』『ほかの乗客との交流は求めていない』といった方には向かないかもしれません。
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まとめ|ピースボートは怪しくない!左翼や宗教とは関係ないNGO団体が運営
今回は、ピースボートは怪しいのか、左翼団体・宗教団体と言われるのはなぜなのか、メリット・デメリットには何があるのか、などについて詳しく解説しました!
最後に本記事の内容を振り返ってみます!
- ピースボートはNGO団体のクルーズ旅
- ピースボートが宗教団体という噂は勘違い
- ポスターはボランティアによって貼られているだけ
- 自分のニーズ・予算に合った世界一周の旅ができる
- NGO団体の独特な雰囲気が苦手な方もいる
- ピースボートは怪しくない国際交流を目的とした団体
ピースボートはNGO団体であり、国際交流や社会問題への意識を高めるためのクルーズ船での世界一周の旅を提供しています。
左翼団体・宗教団体とは一切関係なく、怪しい会社・船旅ではないので安心してください。
自分のニーズ・予算に合った世界一周の旅ができるのはピースボートの魅力なので、気になる方はぜひ一度公式サイトをチェックしてみてくださいね。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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