出前館は任意保険に入らないのはアリ？おすすめ・証書を即発行できる保険を解説！

まず結論からお伝えすると、、
出前館では業務委託配達員は任意保険に入らないといけません。

そこで、本記事では出前館配達員の任意保険について徹底解説します！

万が一の事故に遭った場合に想定して、制度や保険の内容をよく理解して配達できるようになりましょう！

今回は保険加入が必須な出前館の『業務委託配達員』が入るべき任意保険について解説していきます！

特に自転車で配達する方は任意保険にあまり馴染みがないと思いますが、しっかり解説しますので是非記事を読んでみてくださいね。

【結論】出前館配達員は任意保険に入らないといけない

他社サービスのUber Eatsやmenu、Woltとは異なり、出前館の配達員として働く場合は『アルバイト配達員』と『業務委託配達員』2つの働き方があります。

結論、出前館配達員は任意保険に入らないといけません。

もちろん配達員としての働き方によって、出前館の事故保険制度が変わりますので、少し解説を加えます。

アルバイト配達員｜労災適用○

適用範囲	損害賠償責任	障害見舞金
待機中	◎	◎
配達中	◎	◎

まずアルバイトとして出前館で配達する場合ですが、アルバイト配達員は出前館と雇用契約を結んでいます。

従って、『就業中(シフト内)の事故』に関しては、上記のように『他者への損害賠償』はもちろん『自身のケガ』などに対しても、労災適用による手厚い補償を受ける事ができます。

業務委託配達員｜任意保険に入らないといけない

適用範囲	損害賠償責任	障害見舞金
待機中	×	×
配達中	×	◎

出前館の業務委託配達員として配達する場合、事故保険については『配達中の障害見舞金のみ運用』されています。

その代わり、全ての業務委託配達員に『出前館の配達員登録時に任意保険の加入』を義務付けています。

正確には『軽貨物・バイク』の方は必須、『自転車』の方は推奨になっていますが、自転車の方も配達中以外の待機時間で事故を起こしてしまう可能性は十分にあるので、加入しておく必要性には変わりありません。

▼出前館のバイト・業務委託の違いはこちら

関連記事出前館の配達員はバイトと業務委託の特徴を徹底比較！【働き方や報酬(給料)・募集エリア】

【補足】業務委託配達員の『配達中の事故』に対する障害見舞金制度とは

出前館の業務委託配達員は『配達中』の事故に限り、障害見舞金制度が導入されています。

出前館の障害見舞金の保証内容を把握した上で、ご自身の任意保険の内容を決める事が重要ですので、見舞金の補償内容を見てみましょう。

【障害見舞金の概要】

給付内容	限度額
医療見舞金	最大25万円
死亡見舞金	1,200万円
後遺障害見舞金	最大1,200万円
入院見舞金	7,500円/日 (最大90日)

ただし、繰り返しになりますが、

出前館配達員で任意保険に入らないとどうなる？

※画像はイメージです

出前館配達員として登録して任意保険に入らない場合、想定される最悪の事態をお伝えします。

こんなケースで、事故を起こしてしまった場合を想像してください。

この場合に想像できる未来は、、

• 配達員契約は当然解除
• 被害者からの賠償請求にも応えられない

上記のような状況になり、少しの費用と手間を惜しんだ結果、あなたの人生が大変なことになってしまいます。

【事例】実際に起きた悲しい事故から見る高額賠償

男子高校生が夜間、イヤホンで音楽を聞きながら無灯火で自転車を運転中に、パトカーの追跡を受けて逃走し、職務質問中の警察官（25歳）と衝突。警察官は、頭蓋骨骨折等で約2か月後に死亡した。
（高松高等裁判所、令和2（2020）年7月22日判決）

出展：一般社団法人日本損害保険協会

とても悲しい事件です。

この裁判での賠償額はなんと9,330万円。

安全運転は大前提ですが、故意であってもなくても、万が一事故が発生してしまうと本当に取り返しのつかない事態になります。

このような事態は絶対に避けるべきなので、しっかりと保険に入って配達しましょう。

ここで、出前館の事故補償内容がフードデリバリーサービスとしてはどの程度のものかUber Eatsの事故保険内容と比較してみましょう。

出前館×ウーバーイーツ｜事故保険の補償内容を比較

項目	出前館	ウーバーイーツ
保険適用範囲	配達中のみ	配達中のみ
損害賠償責任	なし	1億円
医療見舞金	最大25万円	最大50万円
死亡見舞金	1,200万円	1,000万円
後遺障害見舞金	最大1,200万円	最大1,000万円
入院見舞金	7,500円/日	7,500円/日

上記は、出前館とUber Eats配達員の保険制度を比較した表です。

双方とも『配達中』のみ適用される点は変わりないですが、
出前館には損害賠償責任の補償が一切ありませんので、この点がやはり気になるところです。

見舞金補償については多少差がありますが同程度というところですね。

とはいえ、出前館は業界No.1の超高報酬です。

上記の補償内容を踏まえた上で、任意保険で不足点をカバーして配達しましょう！

▼Uber Eats配達員の事故保険制度はこちら

関連記事Uber Eats配達員の事故保険内容とおすすめ保険まで解説

ではこれからまだ任意保険に加入していない方に向けて、各車両毎に保険の選び方とオススメの保険を解説していきます！

出前館で自転車配達員として働く場合｜任意保険の選び方とオススメ保険

出前館の配達員(配達パートナー)に自転車配達員として働く場合の保険の選び方とオススメの保険を解説します。

自転車配達員の任意保険の選び方

自転車事故の損害訴訟の判例から見ると死亡事故による数千万円の賠償責任も稀に発生しています。

仮に加害者になってしまった場合に備えて、対人1億円・対物1,000万円の補償内容は不可欠と思いますので、保険加入の最低ラインとして考えましょう！

また、とにかく登録を早く進めたいという方は即日加入・保険証書発行できる保険を、事業用も確実にカバーしたい方は加えて事業用の保険に加入しましょう。

オススメ①｜PayPayあんしん自転車保険【配達中以外】(140円~/月)

保証補償内容	基本プラン (140円/月)	安心プラン (190円/月)
損害賠償責任	1億円	1億円
死亡・後遺障害 保険金	100万円	100万円
入院保険金 (日額)	–	3,000円
通院保険金 (日額)	–	1,500円

PayPayあんしん自転車保険は140円/月~で賠償責任上限1億円の他、少額ですがご自身の入院補償なども付与されます。

PayPayアプリから当日加入でき、即日で保険証書も発行されますので、出前館の配達員登録時に直ぐ提出する事ができます。

但し、『業務中』は適用されませんので、『配達中』以外で適用される保険という認識をしておきましょう。

とりあえずPayPay保険で配達員登録を進めながら、配達前までに『業務中』の保険に入る手続きを進めましょう。

PayPay保険詳細ページ

アプリからの加入のみ受け付けていますので、以下よりPayPayアプリにアクセスください！

╲PayPayアプリはこちら／

オススメ②｜フリーナンス安心補償(損害賠償保険)【配達中】(0円〜)

今、出前館配達員の保険で必ず入った方がいい保険がフリーナンスです！

なんと無料加入するだけで、配達中の事故補償が受けられます。

さらに、レギュラープランなら毎月490円〜で『最高500万円の業務上の過失補償』がプラスされ、あらゆるトラブルに対応した保険が格安で付けられるのでおすすめです！

＼490円〜/月で充実の補償内容！／

フリーナンス公式サイト

オススメ③｜業務用自転車賠償責任保険【配達中】(242円~/月)

『業務用自転車賠償責任保険(施設所有管理者賠償責任保険)』はさらに配達中の自転車保険を強化したい方向けの任意保険です。

こちらは、ネット上では中々取り扱い保険会社が見つからない状況です。

5000万円まではフリーナンスで十分ですが、1億円以上の補償額が欲しい方は『一般社団法人 自転車安全協議会』が代理店をしている自転車保険を推奨します。
最安値は年額2,900円の加入費で対人・対物賠償1億円まで補償されますので、一度確認してみてはいかがでしょうか？

╲業務用自転車保険内容を確認する／

自転車安全協議会公式ページ

※業務用の保険証書は入手までに時間がかかります。
まずはPayPay保険などの任意保険で配達員登録を済ませましょう！

出前館でバイク・軽貨物で配達する場合｜入らないといけない保険【自賠責&任意保険】

出前館でバイク・軽貨物自動車で配達する場合は、上記2種類の提出が必要です。

バイク・自動車の方は任意保険に加入している方も多いと思いますが、こちらも通常は『事業中』は適用されません。

加入の保険はほぼ全て『事業用』の特約へ変更が可能かと思いますので、まずは、加入中の保険会社に問い合わせてみましょう！

任意保険に加入していない方は一括比較がオススメ

正直、バイクや自動車保険は非常に多くの種類がラインナップされていますので、どの保険がコスパに優れているかわかりません、、

『保険の窓口インズウェブ』で無料で一括比較ができますので、試してみましょう！
業務用で比較する事も可能です。

原付・バイクの保険見積もり

╲無料で原付・バイク保険比較はこちら／

バイク保険を無料で見積もる

軽貨物自動車の保険見積もり

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自動車保険を見積る

※自動車保険の無料見積もりで、ハーゲンダッツが必ず2個貰えます！

【補足】ファミリーバイク特約も出前館の任意保険として有効

出前館の任意保険に、ファミリーバイク特約も使えます！

ファミリーバイク特約とは、契約している自動車保険に追加して125cc以下のバイクに限り補償を受けられる制度です。

『車の保険も払ってるのに、、』という方はお得になるチャンスです。

ただ、全ての保険で適用されるかはわからないので、詳しくは保険会社に相談してみましょう。

出前館でレンタルサイクル・バイクで配達する場合の任意保険証明書は？

そのため、出前館の業務委託配達員としてレンタルサイクル・バイクで配達しても問題ありません。

保険内容は契約会社の規約などに記載してありますので、そちらを確認しましょう！

出前館配達員で更に保険を充実したい方は労災特別加入もおすすめ！

加入には月額の掛け金1,000~10,000円/月が必要ですが、金額によっては会社の労災と同等の手厚い補償を受ける事ができます。

専業の配達員や、家族がいる方は労災特別加入もおすすめですので、検討してみましょう。

上記では、出前館が理事を務める『一般社団法人 フードデリバリー協会』が推奨する労災運営会社を紹介しておきます。

掛け金や補償額は対象のサイトで確認してみてください！

出前館が配達員に推奨している任意保険の内容と提出タイミング

また配達員登録時に保険証書の提出も必須となりますので、提出タイミングを解説していきます。

出前館の推奨する任意保険の内容

出前館が業務委託配達員に推奨している保険内容は上記になります。
特に、推奨している条件以下の場合でも配達員登録はできますので、一つの目安と考えてください。

もちろん、配達する車両によっても損害額の規模が異なりますが、当サイトでは、、

• 自転車：対人1億円、対物1000万円以上
• バイク・軽貨物：対人無制限・対物1,000万円以上

は最低限必要かなと考えています。

それよりも重要な点は『業務中』の適用保険です。
あくまで、出前館は推奨だけですが、通常の保険加入では『業務中(配達中)』は保険適用がありません。

『業務中』にも適用される事業用保険に加入する事をオススメします。

※配達員登録自体は事業用保険でなくてもOKです！

出前館に保険証書を提出するタイミング

出前館の配達員登録の流れは上記になりますが、任意保険の証書の提出は本登録で必要になります。

本登録を完了させるには必ず任意保険の証書が必要になりますので、準備しておきましょう！

▼配達員登録の流れを詳しく知りたい方はこちら

関連記事【出前館｜業務委託】配達員登録方法の詳しい流れを解説！必要な物は？注意点は？

出前館の事故受付窓口は任意保険にも対応している

出前館での配達中※に事故に遭ってしまった場合は、最寄りの警察と上記の窓口に連絡しましょう！
※オーダーの受託から配達完了までの間

自転車の方は出前館の用意する任意保険が適用されます。

バイク、軽貨物自動車の方は、まずはご自身で加入されている任意保険の連絡先へご連絡ください！

24時間対応なので、万が一事故にあってしまった方はひとまず上記の連絡先へ電話してみるのもいいかもしれません！

まずは落ち着いて対応しましょう。

外部リンク【公式】出前館配達員向けチャットボット

まとめ｜納得する任意保険に加入して出前館で安心・安全に配達しよう！

出前館の配達員に登録する場合のみ加入必須の任意保険ですが、配達員として保険内容をしっかり確認するいい機会です。

特に出前館は業界トップクラスの報酬制度ですので、保険加入しても登録する価値のある稼げるサービス。
この機会にしっかり保険内容を見直して、不測の事態にも備えた配達員になりましょう！

╲高報酬ゲットのチャンス！／

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